人生の重荷については、昔も今も多くが語られてきました。
悲しみ、悩みながらも、人生の重荷を背負う人間の姿は、世の常です。
この日本においても、物質文明の発展に反比例するように、心の病いに悩む人がたくさんおられます。
林芙美子の詩に“人のいのちは短くて、苦しきことのみ多かりき”というのがあります。
この詩は、悲しい人間の現実を歌って多くの人の共感を得ていますが、その先が何も示されていません。
しかし、イエス・キリストは「わたしのところに来なさい」と招いてくださっています。そこにこそ、真の休息と安らぎがあるから…と。
今まで一人で背負っていた人生の重荷を、イエス様がご自分の荷として背負ってくださいます。そのことによって、休息と安らぎを約束してくださいました。
子供の教育の問題、病人の介護の問題、職場での人間関係のもつれなど…私たちの日常の現実は変わらないですが、イエス様の招きにこたえて、イエス様を信じ受け入れる時、不思議な安らぎ、魂の憩いを経験します。
ありのままの自分を、神の御前に携えていくだけで、心の重荷は軽くなります。
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